"ニーズがなかった"で失敗しないための伴走型の新規事業コンサルティング支援
(アイデア創出〜企画化〜実行支援)

安心の長期伴走

新規事業における1番の失敗原因は、「市場のニーズがなかった」という理由によるものです。
当社のコンサルティングサービスでは、このニーズがなかった、という失敗原因を回避することに主眼を置き、新規事業をご支援します。

新規事業全体像_tryX

新規事業における成功の要諦

①新規事業のターゲット顧客とそのニーズを明らかにすること

まず重要なのは、どのような顧客層に向けて事業を展開するのかをしっかりと定めることです。そして、その顧客層が実際に抱えている問題や欲求を詳しく理解する必要があります。これを実現するには、市場調査や顧客インタビューなどを通じて、潜在顧客の声を聞き、彼らの「本当に必要としているものは何か」を突き止めることが重要です。

②優位性のある価値に磨き上げること(Unique Value Proposition)

アイデアが市場に受け入れられるためには、他の競合とは一線を画す、独自の価値を提供することが大切です。これを「ユニークな価値提案」と呼びます。これは、新規サービスが他とは明確に異なり、顧客にとって魅力的である理由を示すコアメッセージであり、マーケティングやコミュニケーション戦略の中心に据えるものです。「なぜ顧客が私たちのサービスを選ぶべきか」という点を鮮明に打ち出すことにより、市場での優位性を確立します。

③検証すべきポイントを正確に洗い出し、最小限のコストで検証すること(MVP)

新しいビジネスアイデアや商品が実際に顧客に受け入れられるかどうかを見極めるためには、アイデアの「骨格部分」だけを先に作り、早い段階で検証を行うことが賢明です。これを「MVPMinimum Viable Product)」といい、大きな投資をする前に、実際の市場でテストすることで、リスクを最小限に抑えつつ、顧客の反応を把握します。このプロセスで得られるフィードバックは、製品やサービスをブラッシュアップし、市場への最適なフィットを見つける上で非常に重要となります。

tryXの新規事業コンサルティングの強み

①マーケティング領域への強みで、新規事業の成功確率を上げる

弊社は、マーケティング領域の専門性が高いコンサルティング会社です。顧客視点でお客様の事業に目を向け、かつしっかりと市場のニーズを正しく評価することで、商品やサービスを最適に市場へと導入していくための戦略やアプローチを提供します。

これには、効果的なターゲット設定、強力な優位性を持つポジショニング、集客力と販売促進のためのキャンペーン設計なども含まれます。マーケティングの強みを活かすことで、お客様の新規事業は市場での注目度を高め、競合に差をつけることが可能です。

②伴走型でご支援し、泥臭い業務も自ら推進

新規事業を進めていく上では、 泥臭い業務は避けて通れません。しかしそれを実行する人的リソースがお客様側にないことが多々あります。

それに対して弊社は口だけのコンサルタントではありません。私たちは自ら主体的に手を動かし、社内のフレームワークを活用しながら新規事業開発を効率的、主体的に推進していきます。プランニングの初期段階から検証に至るまで、ワンストップでお客様の必要なご支援を提供します。

③フレームワークを活用した、安定感のある新規事業推進

新たなビジネスを立ち上げる際の不確実性を軽減するため、弊社は堅実かつ段階的なアプローチをもとに新規事業を推進します。弊社の様々なフレームワークを活用しながら事業の解像度を上げることで、失敗しない新規事業開発が可能となります。

特に他社との違いは、新規事業をどう推進するかに重きを置いているのではなく、そもそもそのサービスは求められているのかといった顧客ニーズの理解に長けたフレームワークを活用しています。

支援先クライアント様一例

新規事業創出、新規事業企画、新規事業推進支援コンサルティング
プロジェクトの主な流れ

弊社tryXの新規事業コンサルティングは、以下の流れで推進します。
※実際のプロジェクトの状況やお客様側の体制、予算等に応じてカスタマイズいたします。

新規事業全体像_tryX

新規事業アイデア創出支援コンサルティング

新規事業のアイデア創出フェーズでは、①複数のアイデアを見つける。②アイデアを絞り込む。

という 2つのステップで推進します。

本フェーズの目的は、新規事業に資するアイデアのシードをいくつか創出することです。

以下に、具体的なアプローチについてご説明します。

 

①複数の新規事業アイデアを見つける

①複数の新規事業アイデアを見つける

まずは新規事業アイデアを数多く見つけます。

通常のアプローチでは、以下のようなインプット情報をもとにアイデアを創出していきます。

ここでは、アイデアに対して評価を加えないことがとても重要です。

  • 外部環境調査(PESTLE分析等)
  • 技術調査
  • 市場動向調査
  • 顧客ニーズ調査
  • 国内外企業リサーチ

新規事業アイデアの拡散方法にもいくつかありますが、例えば以下の方法などがあります。

  • SCAMPER法
  • マッシュアップ法
  • マインドマップ法
  • 顧客ニーズの分析
  • マンダラート
  • オズボーンのチェックリスト
  • インサイドボックス思考
  • 強制連想法
  • 形態分析法
  • ブレインストーミング
  • KJ法
  • Crazy 8(クレイジーエイト)
  • World Cafe(ワールドカフェ)

各アプローチの具体的な内容については、こちらをご参考ください。

新規事業が思いつかないなら、この13個の発想法を使ってアイデアを生み出そう

②アイデアを絞り込む

拡散したアイデアを絞り込みます。アイデアを絞り込む際には、通常は評価軸を設定し絞り込んでいきます。

数が多い場合は、KJ法で集約したり、足切りを行ったりなどして対応します。

アイデア創出フェーズで役立つコラム

フェーズ2:新規事業企画支援コンサルティング

新規事業の企画化フェーズでは、①PROBLEM FIT ②SOLUTION FIT

の2つのフェーズにさらに分けて推進します。

本フェーズの目的は、市場のニーズがある新規事業企画を1つ以上創出することです。

新規事業創出においては、このフェーズが最も重要であると言えます。

以下に、具体的なアプローチについてご説明します。

①PROBLEM FIT

本フェーズでは、まずはターゲットユーザーを探します。このときよくありがちなミスは、そのアイデアにとって都合の良い、存在しない顧客を作ってしまうことです。 まずは仮説ベースのターゲットのイメージを作っても良いですが、実際に存在するユーザがいることを確認することが大切です。

次に、そのターゲットユーザーが直面している問題や、抱いている願望を明らかにします。 この時、よく用いられる手法はインタビューですが、 インタビューの仕方にはかなりテクニックが必要です。 こういうアイディアがあるのですが、どう思いますかと言う聞き方は代表的なNG例です。

②SOLUTION FIT

本フェーズでは、まずはコンセプトを検証するため、 コンセプトの落とし込みを行います。この時解像度を上げてコンセプトを具体化することが大切です。例えば、ナラティブな文章で体験のストーリーを描いたり、PR文章を作成するという方法も良いでしょう。

その他にも、ペーパープロトタイプや、コンセプトムービーなどの手法があります。

次に、作成したコンセプトに対して検証を行います。 こちらのコンセプトを検証も、主にはインタビューを持って実施されますが、同様にインタビューのテクニックや、インタビュー設計が重要です。 特にコンセプトのどこを検証するのかというのを具体化した上でインタビューを行うことが重要です。

次のステップでは、 コンセプト検証結果を踏まえて、プロトタイプを作成します。 この際、よく使われるプロトタイプ手法は、モックアップ、オズの魔法使い、などがあります。

次に、これらを 実際にターゲットユーザに見ていただき触っていただき、その体験の様子を観察したり、その後のインタビューなどを通して、サービスのコンセプトのブラッシュアップや改善点の洗い出しなどを行います。

これを踏まえて、さらにプロトタイプをアップデートして再度インタビューをすると言う工程を繰り返し、新規事業アイディアの企画の精度を上げていきます。

新規事業企画フェーズで役立つコラム

新規事業実行支援コンサルティングフェーズ

新規事業の実行・推進フェーズでは、①PRODUCT MARKET FIT(PMF) ②PRODUCT MODEL FIT ③PRODUCT CHANNEL FIT の3つのフェーズにさらに分けて推進します。

本フェーズの目的は、新規事業を、事業として成立させることです。

①PRODUCT MARKET FIT(PMF)

本フェーズが、いわゆるPMFと言われる、 プロダクトマーケットフィットを目指すフェーズです。 ここが新規事業開発における大きな山場となります。

まずは、検証ポイント(不確定要素)を明らかにすることが大切です。 コンセプト検証を通して出てきた、ビジネスを成立する上で検証すべき仮説、例えばこういったニーズに対して、人々はこのソリューションを採用するのかといったことを検証していきます。通常検証ポイントは1つではなく複数ありますが、それに対して優先度をつけて 検証していくことが大切です。

次に、MVP(minimum viable product)を定義し、開発します。MVPとは、チームが最小限の労力で顧客に関する最大限の有効な学習を収集できる新製品のバージョンのことを指します。つまり、 チームに知見を貯めるためのプロダクトです。 最終成果物とは異なりますので、注意が必要です。ここで重要なのが”最小限の労力”という点です。リーンスタートアップの観点から、学習のサイクルを高速で回すことが重要であり、そのためには最小限のコストで最大限の学習をすることが重要といえます。

MVPが開発出来たら、実際にMVPをリリースし、顧客の反応を見ます。 顧客の反応とはウェブサービスであれば、例えばアクセスログからアクセス頻度であったり、リテンションなどを見ます。

Quick&Dirtyに進めることが成功のポイントです。

②PRODUCT MODEL FIT

本フェーズでは、 事業として成立させるためのビジネスモデルを策定します。MVPは あくまで価値検証のツールであり、実際のプロダクトではない点に注意してください。実際のプロダクトは本フェーズで作成します。

一般的には、ビジネスモデルキャンバスを用いて、ビジネスモデルの具体化を行ったり、売上/利益シミュレーション

や主要KPIを整理して事業として成立するかを確認したり、 具体的な業務フローに落として、実行フィジビリティを確認したりします。

これもあくまで仮説であり、実際にはリリースした後に改善していくものですので、あまり固めすぎないことが重要です。むしろリリース後にビジネスモデルを改善すると言う意識をチームで持つことが重要です。

フィジビリティが確認できたら、実行体制を準備します。

③PRODUCT CHANNEL FIT

本フェーズでは、実際に サービスを売るためのマーケティング戦略を策定します。 当たり前ですが、サービスを出したままではお客様は来ませんので、どういった方法でマーケティングを行っていくのかを考えます。 既に他の事業がある場合は、そのリソースを活用できないかも検討します。

この時、ターゲットユーザと選定チャネルがマッチしていることも重要です。

マーケティング戦略が決まったら、実際にプロダクトを売り、ユニットエコノミクスを評価します。 通常最初からユニットエコノミクスが合う事は無いので、数値を見ながらどこを改善したら、ユニットエコノミクスが改善するかを検討し、施策に落とし込み改善を続けていきます。 これらをアジャイル的に継続して実施することが重要です。

新規事業推進(実行)フェーズで役立つコラム

支援先クライアント様一例

大手企業様の案件が多くなっておりますが、中小企業様も大歓迎です。

大手企業様の要求品質に見合う程のサービスをご提供出来ていると自負しております。

新規事業プロジェクト事例(一部)

新規事業コンサルティングのご支援パターン

基本的にはお客様のご希望に沿ったご支援をさせていただきますが、以下の2パターンのご支援スタイルが多いです。

①伴走型新規事業コンサルティングパターン

基本的には週2以上の稼働量で、お客様のチームの一員として業務を主体的に行います。多くの場合は、弊社コンサルタントが実業務(検討、論点出し、資料作成等)を行い、弊社が作成した叩きをもとにお客様が検討する、というご支援のパターンが多いです。

お忙しいお客様に関しては、こちらのご支援パターンがオススメです。

②アドバイザリー支援パターン

あまりご予算がないクライアント様に関しては、月2〜4回ほどの定例ミーティングを通して新規事業のアドバイスを行います。

新規事業創出、新規事業企画、新規事業推進支援
コンサルティング に関するお問い合わせ

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