INFOHUBコラム

0からデジタルマーケティングを効率よく勉強する方法

「デジタルマーケティングを勉強したい」
「DXに向けてデジタルマーケティングスキルを勉強しておきたい」

こんな悩みをお持ちではありませんか?

時代の流れを考慮してもデジタルマーケティングは勉強すべき領域と言えます。たとえば、2020年の新型コロナウイルス感染症は世界的な拡大をみせ、経済活動の制限により日本国内経済に莫大な影響をもたらしました。厳しい状況は今もなお続いていますが、このような時代変化と共にデジタル領域に注目が集まっています。

2021年に電通報で発表された情報によると、インターネット広告費は1997年以降から右肩上がりで成長していましたが、マスコミ4媒体の合計金額には遠く及ばない市場規模でした。しかし、2021年にインターネット広告費がマスコミ4媒体の広告費をすべて合算した金額を上回ったようです。

こうしたデジタル領域の成長に遅れないためにも、デジタルマーケティングを学ぶことは非常に重要です。この記事では未経験の方に向けて極力専門用語を使わずにデジタルマーケティングを勉強する方法をご紹介します。これからデジタルマーケティングを学びたい方は最後までご覧ください。

デジタルマーケティングを勉強するメリット

デジタルマーケティングを勉強するメリットは大きく3つあります。

  1. ビジネスの本質を知ることができる
  2. ビジネスの成功率を上げられる
  3. ビジネスのPDCAを回しやすい

ビジネスの本質を知ることができる

デジタルマーケティングを勉強することでビジネスの本質を知ることができます。マネジメントの父と知られるピーター・F・ドラッカー氏は「全ての企業を含めた組織は社会という大きな生命体の一器官(organ)であり、社会貢献をするために存在する」と提唱しています。

つまり、ビジネスとは「①顧客へ価値を提供し、その対価を得る行為」であると同時に「②製品・サービスを通じて社会に貢献すること」ともいえます。

では、前述の①や②を遂行するためには何をどのように進めるべきでしょうか?誰に対して価値を届ければ顧客にも社会にも貢献できるのでしょうか。実はこれらを考えるのが「デジタルマーケティング」であり、デジタルマーケティングを理解することでビジネスの本質を知ることに繋がります。

ビジネスの成功率を上げられる

ビジネスにおいて失敗する多くが「顧客目線ではなかった」「社会貢献を無視していた」に当てはまります。有名な話で「世間では健康に良い食品が流行っているので、健康に良いメニューを開発したら全く売れなかった」という某有名ハンバーガー屋さんの話があります。消費者の声をもとにして開発した健康志向のメニューが売れず、その後発売した肉感満載のハンバーガーが飛ぶように売れたようです。

この話では顧客が「あったらいいな」と思う商品と実際に購入する商品は異なると言う点がポイントです。デジタルマーケティング用語では「ニーズ」と「ウォンツ」と言います。ニーズとは本当に欲しいと思っているもの。ウォンツとはニーズを叶える手段を指します。

デジタルマーケティングを勉強することで顧客が求めるニーズを正しく理解し、入念にリサーチしたうえでビジネスを展開することでビジネスの成功率を格段に上げることができます。

限られたリソースでも最大の成果を出すことができる

ビジネスではやるべきことが多岐にわたります。新規開拓などの営業活動、契約書や申込書などの事務手続き、契約後の顧客対応など無数にやるべきことがあります。しかし、リソースは限られています。

時間は有限なうえ雇用できる人材にも限りがありますので全てを同時並行で進めることは現実的ではありません。また、現在実施している業務フローや新規施策が最適とは限りません。実行後に必ず施策を評価して常に検証や改善をしていくことでビジネスとして規模を拡大していくことができます。

そこで役に立つのがデジタルマーケティングです。後述しますが、デジタルマーケティングには「フレームワーク」と呼ばれるいくつかのフローや施策をモデル化したものがあります。フレームワークを活用することでビジネスのPDCAを抜け漏れなく実行し、クオリティが高い状態を維持してビジネスを進めることができます。

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デジタルマーケティングで勉強して身につけるべきスキル

ここからはデジタルマーケティングを勉強するうえで身に付けておくべきスキルをご紹介します。

デジタルマーケティングはビジネスの根幹ともいえる分野なため、デジタルマーケティングにおける必要なスキルを全てご紹介することはできません。以下でまとめたスキルは必須レベルのものだけ抽出しています。難しい言葉があるかもしれませんが、焦らずゆっくりと身に付けていきましょう。

マーケティングフレームワーク

まず必要となるのがマーケティングフレームワークです。フレームワークを使うことでマーケティングを考える際に、抜け漏れなく・素早く全体を把握することができます。フレームワークは数十種類もの”型”がありますが、全てを覚える必要はありません。

デジタルマーケティングにおいて必要なフレームワークは以下の通りです。

  • 思考:MECE手法、WHY手法、ロジックツリー手法
  • 事象:3C分析、4C分析、SWOT分析
  • 戦略:STP分析、PEST分析、4P分析

マーケティングフレームワークの中で一番基礎となるのが「思考」です。思考のフレームワークを正しく理解しなければ他のフレームワークを使いこなすことはできません。思考のフレームワークでは抜け漏れなく事象を整理するための「MECE手法」や、物事の本質や原因を把握するための「WHY手法」、1つの議題に対して論理をツリー状に描きながら整理する「ロジックツリー手法」などがあります。

また、事象のフレームワークや戦略のフレームワークでは、これから参入する市場や業界を調査したり、顧客が求めるニーズを正しく理解し商品化するための手順・考え方がフレームワークとして整理されています。

これらのフレームワークを活用することでデジタルマーケティングに詳しくない方でも、抜け漏れなく素早く全体を把握し戦略を考えることができます。

データ収集・データ活用力

続いて、デジタルマーケティングで必要なスキルは「データ収集やデータ活用力」です。フレームワークを用いることで抜け漏れなく・素早く全体を把握しマーケティング戦略を立てることができます。

しかし、データ収集やデータ活用力がなければ、戦略を考えるうえで定量と呼ばれる数字での情報や、定性と呼ばれるアンケート結果やユーザーの口コミを集めたとしても、どのように活用すればいいのかが分からなければ意味がありません。

また、市場規模や競合情報、見込み顧客の数から売上や利益の予測を立てるにも、どの数字をどこから集めて、どのように計算すれば良いか分からなければ予測を立てることができません。

このように、デジタルマーケティングの戦略を考えるうえでは、フレームワークなどの「考えるための基礎」を理解しつつ、フレームワークに当てはめる定量情報・定性情報をどのように収集するか、活用するか考える力が必要です。例えば、ExcelのピポットテーブルやVLOOPUPレベルの関数が使えたり、参入する業界の収益構造・キャッシュフローなどを理解できる水準までスキルを高めると良いでしょう。

ロジカルな思考力

デジタルマーケティングを考えるうえでロジカルな思考力は必須スキルです。繰り返しになりますが、マーケティングはビジネスの根幹であり、マーケティングを制することでビジネスの成功率を高めることができるほどです。そのためデジタルマーケティングを考える際は、何となく「こんな感じだろう」で物事を判断せず、常に論理的でかつ客観的な考えをもって思考することが重要です。

初めての方にとって論理的な思考は少し難易度が高いかもしれませんが、先ほどご紹介したマーケティングフレームワークや、データを活用することで「定量的に」物事を判断しやすくなります。

優先度付け、タスク管理、巻き込み力、マネジメント能力

そして、デジタルマーケティングを考えるうえで勉強すべきスキルのラストは「実務面」で必要となるスキルです。マーケティングフレームワークやロジカルな思考力を活用してデジタルマーケティングの戦略を考えたとします。その戦略を実行するために必要となるのが「優先度付け」「タスク管理」「巻き込み力」「マネジメント能力」です。

戦略を実行する際、資金や人材が有り余っている企業は少ないでしょう。どの対応を最優先で行い、何だったら後回しにして良いのかを判断することが重要です。そのため、限られたリソースで最大の成果を得るには優先度を付けてタスクを管理する必要があります。

また、デジタルマーケティングではやるべきことが多岐にわたります。デジタルを活用するため「ウェブサイト」や「画像」などを制作する必要がありますが、これを全て1人で対応するのは現実的ではありません。社内で対応できる人を探したり、場合によってはそれを得意とする外部へ制作を委託する必要があるかもしれません。そういった意味でも「他の人を巻き込んでプロジェクトを進める力」が重要です。

そして最後は「マネジメント能力」です。自分が中心となり、タスクに優先度を付けて周りの人を巻き込んでプロジェクトを進める際は、それぞれの工程をマネージャーとして管理する必要があります。リリース目標や今期の数字にするための期日がある場合もあるでしょう。こうした期日までにしっかりとプロジェクトを完遂させ成果を上げるためにも「マネジメント能力」は欠かせません。

デジタルマーケティングスキルを勉強する方法

ここからは先ほどご紹介したデジタルマーケティングスキルを勉強する方法をご紹介します。

マーケティングフレームワークは無料Web講座や勉強本で勉強する方法がおすすめ

マーケティングフレームワークについては、Webサイトやマーケターとして活動しているインフルエンサーなどから勉強するのが良いでしょう。

もちろん書店で販売されている勉強本やセミナー、有料講座を受講しても勉強することはできますが、マーケティングフレームであればなるべく無料の商材を活用して勉強することをおすすめします。というのも、マーケティングフレームは既に定型化されており、「誰が教えるか?発信しているのか?」で内容が変わるものではありません。誰が説明しても同じ内容であれば無料商材で勉強した方が良いでしょう。

なお、マーケティングフレームワークをWebで調べるとかなりの種類が紹介されていますが、デジタルマーケティング初心者の方であれば以下を覚えるだけで十分です。

  • 思考:MECE手法、WHY手法、ロジックツリー手法
  • 事象:3C分析、4C分析、SWOT分析
  • 戦略:STP分析、PEST分析、4P分析

データ収集・活用力は実際に取り組んで勉強する方法がおすすめ

データ収集やデータ活用については、とにかく「実際にやってみる」が何よりも身に付きます。

例えば経済産業省が公開している情報をダウンロードして、Excelで欲しい情報だけでデータ分析をしてみたり、集計した内容をもとに図や表にアウトプットしてみるのも良いでしょう。実際に作業する際は不明な点が多く、1つの表を作成するだけでも膨大な時間と手間がかかると思います。挫けず1つ1つWebで調べながらマスターしていきましょう。

例えば、特定のデータの中から「A」という商品名の情報をカウントしたい場合、「Excel 特定の商品だけ数えたい」等と検索すると、これを実行するためのExcel関数を教えてくれるサイトが見つかります。地道な作業ですが、データ収集や活用に必要なスキルはどの業界でも生かすことができます。前向きに取り組みましょう。

ロジカルな思考力は勉強本や講座、セミナーで勉強する方法がおすすめ

ロジカルな思考力については独学だけでは難しいでしょう。具体的な何をすべきかが分かりにくいですし、何より「ロジカルとは?」と頭を抱えてしまい、なかなか前に進めなくなる可能性があります。そのため、ロジカルな思考力を勉強するには、勉強本を読んだり、ロジカルシンキング研修などの講座やセミナーを受講するのが効率的です。

若干の費用はかかってしまいますが、0から自分ひとりで途方もない時間をかけて勉強することと比べればとても良い投資です。また勉強本は1千円〜2千円ほどの投資でデジタルマーケティングに関する基礎知識が網羅されており費用対効果が優れているのもポイントです。

実務面は勉強会があるセミナーや講座で勉強する方法がおすすめ

優先度付けやタスク管理などの実務面については勉強会とセットになっているセミナーを受講するのが最も効率的です。デジタルマーケティングを考える際のフレームワークがあるように、実務面においても抜け漏れなく・素早く業務を進めるためのフレームワーク的な手法が存在します。

このような手法は独学だけで発見するのは難しく、ビジネスの先輩方が編み出した効率的な進め方を参考に「マネする」のが良いでしょう。まずはマネからはじめて実務に慣れてきた段階で、自分の中でやりやすかったり「もっとこうした方が良いだろう」というポイントを改善していくと生産性を高めながら業務にあたることができます。

またセミナーでは「勉強会」と称して、受講生同士のワークショップがある場合があります。勉強会を通じて疑似的に実務を経験することで学習効率が高まります。

デジタルマーケティングのプロに教えてもらうと効率が良い

さて、ここまでデジタルマーケティングの勉強法を解説してきました。覚えることが多く「自分ひとりでできるだろうか」と不安に感じた方も多いと思います。たしかにデジタルマーケティングでは覚えるべきことが多く、求められるスキルも多岐にわたります。これらを全て独学でマスターしデジタルマーケティングを実施するのは難しいでしょう。

てはいかがでしょうか。コンサルティングでは1対1でデジタルマーケティングの基礎から教えてもらえるだけではなく、自分の成熟度に応じた学習プロセスを通じて効率よくデジタルマーケティングを学ぶことができます。もちろん専門家の経験をもとにした成功事例を教えてもらえるので、自分が考えている事業や業務、個人活動にも生かすこともできます。

多少費用はかかってしまいますが、独学で学ぶ以上に得るものは多く、また実務にも生かしやすいのがコンサルティングの特長です。仮に不明な点があったとしても自分が理解できるまで何度でも質問でき、学習の理解度が深まります。是非一度コンサルティングをご検討ください。

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