このコラムでは、私代表の関谷がINFOHUBの意味について考えてみたいと思う。
今回はテクノロジーニュースによってベンダーのベンダーとの関係はどうなるのか、という点について語ってみたいと思う。
私はコンサルタントとして、大手企業、主に4桁億円以上の売上を持つ企業に関して、約20社程度のプロジェクトに参画した経験がある。
また昨今では特に、その中で「新規事業」「新規施策」に関わる案件に多く携わっている。
その中で、知ったことがある。
特に大手企業の多くは、企画は社内で実施するが開発であったりとかオペレーションをベンダーに投げるケースが多いということである。
それはつまり、ベンダーコントロールが実は施策成功可否に大きく影響しているということである。
一方で、その際にありがちなのは担当者が正しく技術を理解できていないと言うことである。
さらに言うと実は、ベンダー側でさえちゃんと理解しないということがある。
信じられない話だが、よくあるケースとしては会社としては実績があるものの、実施担当者が異なる場合に社内に全くナレッジが蓄積されていない、などのケースである。
その結末はとても悲惨なものである。
経験上、これらのプロジェクトは業務委託ではなく請負契約になることが多い。
その場合は、仕様書に準ずると言う事になるのだが、その仕様書を作るのに必要な知識を担当者が持っていないがために、適切でない仕様書に準じてプロジェクトが進むことになる。
本来であればアジャイルライクに改善できると良いのだが結局そこの責任を誰も負わずに全て中途半端の状態で着地してしまう。
ベンダーの嘘見を抜いたり正しくコントロールする上でも、一定水準以上の技術知識を持つべきであると私は考える。
それらは一朝一夕に鍛えられるものではなく、日々の情報収集から得るべきものであるとも思う。日々各テクノロジーのニュースに触れていれば、どの技術がどんなことをできたり、今どの水準にあるのか、またどのような失敗を引き起こすのかなどの情報が入ってくる。
これらが感覚としてつかめるようになると、そのベンダーが言っていることの確からしさであったりとかこのプロジェクトの危険度どこに落とし穴があるのかなどが見えてくるようになる。
そうすると間違いなくプロジェクトの精度は上がる。
我々コンサルの役目の1つとしては、そういった事を防ぐためのアドバイスの実施、が含まれるわけだが、そのスキルを持った方が社内なるとだいぶ話は早い。
やはり社内に技術的知見を持ちかつ信頼感を得られているキーパーソンがいるとデジタルプロジェクトと言うのは格段に進みやすいと言う事は実体験としてあった。
以上、まとめると、以下のようなことが言える。
- デジタルを使ってプロジェクトを進めていく上では、デジタルの知識が極めて重要である。
- これらは、すぐ身につけようと思って身につくものではなく、日々の蓄積で身につけておくべきである。
以上を簡単にするものとして、ぜひINFOHUBを使って頂けるとありがたい。
これらの情報をキャッチアップし理解できる人材となってプロジェクトを成功に導いてほしいと思っている。
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