デジタルマーケティングをこれから始めたいと言うお客様においては、 おそらく最初に使う予定が少ないと思います。
多くのお客様がまずは小額から始め、その後成果が出ることにデジタルマーケティング予算を上げていくと言うのが一般的な考え方です。
本記事では、まずは月々のデジタルマーケティング予算が10万円の時に何をすべきかを考えていきたいと思います。もしこれより少ない予算をお考えでしたらその分を差し引いてご参考にしていただければと思います。
目次
デジタルマーケティング予算が少ない最初が1番難しい。
1番最初の立ち上げがデジタルマーケティングで最も難しい所です。マーケティング予算が少ないほど成果を出すのは難しいのです。大きく3つの理由があります。
1つ目は、 誰にどういった訴求で出せば商品やサービスが売れるのかと言うベストプラクティスがまだわからない状態にもかかわらず、それを分析するための知見を持つ人材をアサインすることが難しい点です。 どうしてもこのくらいの予算ですとデジタルマーケティングの知見がない人材が自己流で実施しているケースが多く、それゆえに非効率なメッセージングでお客様に訴求しているケースを多々、見ます。
2つ目は、予算が少ないとデータが溜まりづらく検証が進みづらいと言うことです。 デジタルマーケティングで成果を出すためには、データを蓄積していく必要があります。ですがそのデータを貯めるためにはどうしてもお金(予算)が必要となっていきます。この使えるマーケティング予算が少ないためデータの蓄積が遅くなり、改善が遅くなり、いつまでたってもマーケティングの成果が出ないと言う状況が発生します。
3つ目は、外注しても小額なのでスキルが低い人が割り当てられることです。 マーケティング人材を採用してアサインするほどの予算もありませんので、選択肢としては外注することになりますが、代理店側からするとこの予算ですと正直利益は極めて少ないです。 代理店もビジネスでやっていますので、どうしても利益が大きいお客様に優秀な担当者を割り当てます。 社内のナレッジが使えますよといっても、少額ですとそこまでマネージャー層が関与するのも難しく、なかなか改善が進まないことが多いです。
変な話、うまくいけば予算が増えるのでその後良い人材が担当することはありえますが、 そうでなければ案件として終わってもそれほど代理店としては痛くないと言う実情があります。
さらに言うと、一定以上大きな代理店では新規獲得に対するインセンティブが存在します。要は、新しくお客様の広告を始めた場合にいくらか還元される仕組みです。
ですので、新規獲得に対するインセンティブは強くあるのですが、それを成功させるインセンティブというのがない状態です。
もう少し正確に言うと、お客様の使用した予算の最初の○ヶ月分に対してインセンティブが発生しますので、その期間内であれば広告予算を増やすことに対するインセンティブはあります。
これがどういう結果につながるか、少し考えればわかりますよね。
とにかくアカウントを開設し、データが貯まらない事を理由に(とりあえずデータが貯まらないと分析出来ませんよね、という形で)無責任に予算を引き上げ、その後のコミットはしない、ということに繋がりますね。
広告代理店が嫌われる理由の一つがこれであると思います。
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デジタルマーケティング予算が少ない時の選択肢には何がある?
正直、月々のデジタルマーケティングに使える予算が10万円と言うのは少ないです。ゆえに、できることも限られてきます。
方向性として、大きく4つの選択肢があるかと思います。
- 全額広告予算(リスティング広告やSNS広告)として使い、自ら運用する
- 広告代理店に広告運用を任せる
- SEOコラムのライティングを外注する
- コンサルティングのアドバイザリー契約を行う
以下で詳しく見ていきます。
1.全額広告予算(リスティング広告やSNS広告)として使い、自ら運用する
商品やサービスの深い理解、特に第三者視点での理解が必要にはなるものの、これは良いかと思います。
リスティング広告であれば、キーワードプランナーを用いてシミュレーションが出来ますのである程度シミュレーションが出来ます。
SNS広告も今はCanvaなどのツールもあるのでバナー制作も自分で出来る時代です。
ただし欠点はどうしても改善の部分ですので、まずやってみて成果が上がりそうかどうか見てみるのが良いかと思います。
但し、成果が出ないからダメと決めつけるのではなく成果が出ないのであればプロに相談するべきです。デジタルマーケティングをやらないことによる機会損失は大きいです。
成果が出れば、そのまま引き続き頑張って見ましょう。また、利益の最大化のため徐々に予算を増やしましょう。そうすることで他の人に依頼するという選択肢も生まれます。
2.広告代理店に広告運用を任せる
例えば広告運用の場合は運用手数料が広告費の15%〜20%程度が相場となっています。月々10万円の予算の広告運用を各社が受けてくれるかと言うのはまた別の問題ではあるんですけども、例えば月2万円を運用手数料として残り8万円を広告として投下する、 というパターンが考えられます。
またアカウント自体をまだ作成していない場合は、別途アカウント作成手数料がかかる場合もあります。
正直な話、月2万円であればほとんど利益は出ないので おそらく新規アカウントの作成費用は別途かかるでしょうし、広告代理店に依頼すると多くの場合は新卒などスキルがあまり高くない人が割り当てられることがほとんどです。
よって、本音で話すと、この選択肢は正直あまりオススメしません。安物買いの銭失いまさにこのことです。
特に、デジタルマーケティングの初期の立ち上げフェーズは非常に難易度が高いです。 そこに、スキルの低い人がアサインされるのでも地獄のような状況です。当然うまくいくケースもあります。同じようなクライアントが過去にいてほぼ全く同じようなアカウント構成をコピーしてやれば成果は上がるでしょう。
扱う商材が 一般的なものであればこういった依頼の仕方も可能性としてはありますが、独特な商材の場合はまずどういった訴求で誰に売っていくみたいなところが決まっていないケースがほとんどなのでそういったところを探していくのはかなり厳しいといえます。
3.SEOコラムのライティングを外注する
これも意外と多い選択肢ではないでしょうか。デジタルマーケティングの知見がないお客様ほど、資産を作るためにコンテンツを作りたがる傾向にある気がします。
資産になるかもしれませんが、それが本当に妥当な回収期間で投資対効果が合うかというのは全く別の話です。
ここを見ていないお客様は本当に多いです。
とある新規事業サービスでは、投資回収期間が20年でした。当たるか分からないサービスなのに、20年も回収に時間がかかるものに投資しませんよね…
弊社は初回30分無料でコンサルティングアドバイスをさせて頂きますので、もしこの投資回収期間を自社でも出して欲しいというお客様がいらっしゃれば、ぜひ一度お問い合わせください。
4.コンサルティングのアドバイザリー契約を行う
あまりみなさんの頭の中にないのかもしれませが、実はこれが弊社としては一番オススメのやり方です。
それはなぜか。正解への一番の近道だからです。ゴールに向かうとき、周りは自力で向かっている中、あなたは既にゴールした人からその攻略法を教えてもらえるのです。やらない理由、ありますか?
確かに、感覚的には割高かもしれません。特に他の方法に比べると具体的な成果にすぐ繋がるものではないので手を出しづらい心理は分かります。
ですが、将来的には費用対効果は一番高いと言えます。
具体的に何をやるかというと、例えば、
- ターゲットを明確化し、それをどこから引っ張ってくるかを検討する
- その時の訴求メッセージやフックを検討する
- シミュレーションを行い、費用対効果が合うか試算する。合わなければ別の方法や別のターゲットを模索する
- 費用対効果が合えば、具体的な実行計画に落とし込み、実行する
- 実行時の落とし穴を事前にアドバイスしてもらい、余計なムダを出さないようにする
- 費用対効果算出の仕組みを検討し、効果計測や改善が出来るような体制を作る
・・・
まず手を出す前に、先に計画してから進めた方が手戻りが少なく効率的です。
コンサルティングというと、高いイメージがありますよね。
実際かなりピンキリで一流のコンサルタントは1時間10万円を超えてきます。
また金額が小さすぎると依頼することが出来ないこともあります。
ちなみに弊社は、月4万円からデジタルマーケティングのコンサルティング支援プランをご用意しています。
株式会社tryXにデジタルマーケティング支援を依頼し、賢く効率よく成果をあげよう
以上のように、月々10万円のデジタルマーケティング予算で行う場合の、選択肢別のメリット、デメリットをご紹介しました。
予算が少ない場合は特に、他社の真似をすると失敗すると思います。予算が多い場合と少ない場合では明らかに戦い方が変わります。
ぜひその点を心に刻んで貰えたら嬉しいです。
弊社株式会社tryXでは、お客様の課題に真摯に寄り添う、伴走型のデジタルマーケティングコンサルティング支援を行っております。
初回相談は無料ですので、まず一度お問い合わせ頂けると嬉しいです。
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